【 エラー コード 1102 】iPad Air 2 を使っていたら突然リンゴマークの点滅で起動できなくなった状態 【リンゴループ】

今回はiPad Air 2 のリンゴループの症状でした。

本体を確認すると電源を入れた時に出るリンゴマークが点滅している状態です。

リンゴマークが点滅を繰り返していたり点灯したままの状態をリンゴループと呼ばれています。

リンゴループは本体のエラーが起きている状態でソフトウェアの障害や基板故障、部品の故障や容量不など様々な要因で起こります。

そのためリンゴループになる原因が一つではないため修理や復旧は原因を探す作業からになります。

直前までの状況をヒヤリングすると容量を消して増えたら消すということをしながら使用したそうです。容量は確認していたので容量不足はないとご本人は仰られていました。

そのほかなかなか電源が入らないということもあったそうです。

症状から基板故障の可能性があることを伝えましたが落としたり水濡れは無いということなのでまずはitunesでアップデートから試してみます。

一時的なソフトウェアの障害ならアップデートで直ることがあります。

アップデートで復帰できない時は初期化作業になります。

初期化作業で直らないと基板故障や部品の故障になりますが落としたり水濡れがない自然故障の場合は基板故障の可能性が高くなります。

このような順番で作業を進めていきます。

itunesを立ち上げたパソコンに充電ケーブルでiPadを接続します。

リンゴマークの点滅の時はそのままではパソコンと同期ができずitunesが認識しないためitunesを立ち上げて充電ケーブルを接続したらiPad Air 2 の場合は電源ボタンとホームボタンを長押しします。

パソコンは認識するまで長押し続けるとパソコンが認識してiPadの画面はパソコンのマークに変わりリカバリーモードというモードに入ります。

パソコンの画面はアップデートか復元(工場出荷状態)のアイコンが出るのでどちらかをクリックします。

今回はアップデートから試すのでアップデートをクリックしました。

iPadの画面はリンゴマークとゲージが出てゲージが一番右側まで行くとアップデート完了となります。

アップデートが始まったらゲージが右側に行くまでひたすら待ちます。

アップデートが終わるまで待ちましたが三分の2ぐらいのところでエラー表示が出ました。

iPadをアップデートできませんでした。不明なエラーが発生しました(1102)

こちらの表示がパソコンに出ています。

不明なエラーが出ると数字が出ます。

今回の不明なエラーは1102です。

4013や14、9はよく出る数字でこちらの数字が出ると致命的なことがあります。

他に1110は容量不足の時に出ることがあります。

数字は本体の状態によって変わるので参考程度にして実際は各部を確認しながら壊れている箇所を探します。

アップデートはパソコンの状態や充電ケーブルの状態様々な要因でアップデートが完了できない時があるので一度エラーが出ても何回かアップデートを繰り返します。

今回は3回行って3回ともエラーコード1102だったためアップデートでは復帰ができませんでした。

何回か試した時にエラーコードが変わる時があるのでその時はエラーコードを控えておきます。

アップデートで復帰できなかったためご本人の意向で初期化作業に入ることになりました。

先ほどの手順でアップデートではなく復元を選びます。

復元は工場出荷状態の初期化になります。

データなどはなくなり購入した時の状態です。

工場出荷状態を試して復帰できなかった時はハードウェアの故障の可能性が高くなります。

初期化作業は一回で成功しました。

この状態から立ち上げて普通に使用できれば本体故障はないのでソフトウェア障害でリンゴループになっていたということになります。

今回のエラーコード1102は容量不足の1110に近い数字でご本人が容量が増えたら消しての繰り返しで使用していたということから容量不足に関係して何か障害が起こりデータがパンクか破損したと思われます。

簡単な障害ならアップデートで復旧することがありますがアップデートでは復旧せず初期化でスムーズに復帰したことを考えるとデータの障害か破損と思われます。

データが多いと容量不足やソフトウェアの障害が起こる可能性があるため容量は出来るだけ空けておいたほうが安全です。

今回のものがデータ容量と関係がなかった場合は見えないところでソフトウェアの障害が起こっていた可能性がありますがこちらの場合は対処ができないため日頃からバックアップをしていくことが安心です。

故障は突然起こるのでバックアップはこまめにとっておきましょう。

こちらの記事は個人の推測なども含まれます。

記事の内容は参考程度にしていただき故障や不具合はメーカーにお問い合わせをするのが確実です。

メーカー修理で対応ができない時は町の修理屋さんでも相談してみましょう。