iPhone8の液晶交換です。
状態は、画面のガラスが割れて液晶に縦線が出て、タッチ操作の誤作動や反応がしないことがある状態でした。
液晶画面は、ガラスと液晶が一体になっていて、タッチセンサーも含まれているので、ガラス割れ、液晶故障、タッチ操作不具合は、液晶パネルを交換することによって、全て直すことができます。
タッチ操作は完全に反応がなかったわけではないので、操作して画面以外他に不具合がなかったので、今回は、液晶交換だけの修理となりました。
状態はこちらです。
ガラスが割れて液晶全体に縦線が出て見づらくなっています。
画面右下のガラスが剥がれて中が見えています。
ガラスが剥がれただけなら特に問題はありませんが、水がかかったりすると中に入って壊れてしまうので注意が必要です。
画面上の方もガラスが割れています。
状態を確認してから電源を落として作業開始です。
画面下のネジを二本外します。
iPhone8は、左から起こして右方向に開きます。
画面の開く方向は機種によって変わります。
右下のガラス割れのところから本体内に砂や埃が侵入していました。
コネクタを押さえているプレートを外して安全に修理を進めるためにバッテリーコネクタを外します。
バッテリーコネクタを外したらディスプレイから出ているコネクタを外します。
液晶コネクタを外したら画面上のインカメラコネクタを外します。
こちらもプレートを外してコネクタを外します。
液晶コネクタとインカメラコネクタを外したら本体から画面を取り外すことができます。
今回は画面交換で本体の作業はないので、本体は一時安全な場所に保管しておきます。
新しい画面に移植するパーツを取り外します。
画面上は、イヤースピーカー、インカメラケーブル、とプラスチックのパーツなどです。
ヒートシンクプレートを外します。
画面下はホームボタンを外します。
取り外したパーツを新しい液晶に移植します。
移植がおわったら本体に液晶を取り付けて交換完了となります。
トゥルートーンは、読み取りと書き込みができる機会を使用して、元の液晶から読み取り、新しい液晶に書き込むと引き続き使用できるようになります。
書き込みをしなかった場合は、トゥルートーンの機能は無くなります。
使用した液晶は、再生パネルという液晶部分を再利用したもので品質の良いものです。
液晶に種類があるので交換するときはご注意してなるべく良いものを選ぶようにしましょう。
こちらの記事は参考程度にしていただき、ご自身での修理や分解はご自身の責任でお願いします。