今回はiPhone修理の中でも多い充電ができない症状の修理です。
スマホを使うには毎日充電をしなくてはいけませんが充電ができなくなると当然使えなくなってしまいます。
毎日使うことで充電端子がすり減ってしまったり緩んでしまうこともあります。
水分がついたまま充電器を挿してもショートして充電端子を壊してしまうことがあります。
充電ができない時は充電器を数本試して、充電器が根本まで入るかも確認します。
充電器が根本まで入って反応がない時は本体側の充電コネクタの部品か基板故障の可能性となります。
iPhoneで充電ができない時は充電器が正常なら本体側の充電コネクタの故障が多いです。
今回のものも充電コネクタの故障で充電コネクタを交換して修理をしました。
iPhone13の充電コネクタはライトニングコネクタというものです。
iPhone4SまではドックコネクタでiPhone15からはタイプCコネクタになりました。
早速分解をしてライトニングコネクタの交換をします。
画面の取り外し
画面を開きます。
iPhone13は右から起こして左方向に開きます。
機種によって画面を開く方向が変わります。
画面を開いたら画面から出ているコネクタを外します。
画面上は画面に張り付いているセンサーのコネクタで下にあるものはディスプレイのコネクタです。
上と下のコネクタを押さえている部品を外したらコネクタを外します。
安全に修理を進めるためバッテリーコネクタを一番始めに外します。
バッテリーコネクタを外して上と下のコネクタを外すと画面を取り外すことができます。
リアカメラの取り外し
充電コネクタは基板の下にケーブルが通っているので基板とバイブレーションとSIMトレーを外す必要があります。
基板に取り付けられている全てのコネクタを取り外すと基板を外すことができますが、基板を外す時にコネクタが邪魔をするため少しでも邪魔のものを少なくするため簡単に外せるカメラも取り外しています。
リアカメラは右上にあります。
リアカメラを固定している部品を取り外します。
次にカメラのコネクタを外します。
iPhone13のカメラは2個セットになっているのでコネクタも2個あります。
コネクタを外したらカメラの間に薄いヘラなどを入れて持ち上げると取り外すことができます。
カメラを取り外したら汚さないように一時保管しておきます。
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