【iPhoneXR】リアカメラのガラスにヒビが入って上手く撮影ができなくなった【カメラレンズ割れ】

カメラ窓も割れます

iPhoneが発売されてから10年以上経ちますが、無くならないトラブルといえば画面のヒビ割れです。

iPhoneを落としてしまったときは、真っ先に画面のガラス割れを確認して、画面が割れていなかったときは一安心するかと思いますが、iPhone8以降は、裏面もガラス製になり裏面も割れてしまうことが多くなりました。

その他、表面と裏面のガラス以外に、裏面のメインカメラ前のガラスも割れてしまうことがあります。

カメラ前のヒビ割れはなかなか気づきにくく、画面が割れていなくて一安心して、その後カメラで撮影をした時キレイに撮影ができなくなってカメラが壊れたと思ってよく確認してみると、カメラ前のガラスにヒビが入り、そのヒビが写り込んだり、曇ったりしてキレイに撮影ができなくなることがあります。

コンクリートやアスファルトなど固い所に落としてしまったときは、表面と裏面(ガラス製の場合)、カメラ前のガラス部分の確認をしないと、いつの間にかカメラでキレイに撮影ができなくなっていることがあります。

カメラ前のガラスが割れてしまうと

カメラ前のガラスが割れてしまっても軽度のヒビなら撮影に支障がないことがありますが、ヒビが大きかったり、蜘蛛の巣状にひび割れるとヒビが写り込んだり、曇ってしまって上手く撮影ができなくなります。

ヒビではなくガラスが割れてしまって穴が空いてしまうとホコリやゴミなどが入ってしまい、カメラ本体も汚してしまうことがあります。

穴が空いた所に水がかかれば水が侵入してカメラが壊れたり、水の量が多いと本体も壊してしまうことがあるので、割れている間は使用にも注意が必要です。

リアカメラガラス部分は直せる?

リアカメラのガラス部分もガラスの張り替えで直すことができます。

機種ごとの専用窓ガラスを使用して直せるので、見た目もほぼ壊れる前と変わりません。

iPhoneXRのカメラ窓ガラス修理

購入まもないiPhoenXRですが、画面も裏面も無傷で、カメラの窓ガラスだけにヒビが入ってしまいました。

カメラ部分が飛び出した構造になっているので、画面や裏面が当たらなくても、この部分だけが当たってしまうことがあります。

この窓ガラスだけの修理になります。

分解

分解には電源を落としてフロントパネルを外してバッテリーコネクタも安全のために外します。

カメラの窓ガラスだけなら分解せずに外側から修理ができますが、本体内部にガラス片が入ってしまったり、カメラ本体のレンズを傷つけてはいけないので、安全に確実に交換するために分解をします。

フロントパネルを取り外したら、リアカメラを取り外します。

リアカメラ部品は、iPhoneの部品の中でも高価なものなので、取り外したら慎重に取り扱います。

この状態になれば中からガラス片を押し出すことができるので、ガラス片を取り除くのは楽になります。

中から押し出したら破片をピンセットなどで取り除いて行きます。

この除去作業を丁寧に行うことで、新しい窓ガラスをキレイに貼り付けることができます。

ドライヤーなどで温めると大きい破片でキレイに取り除くことができます。

細かい破片をカッターや彫刻刀を使って取り除き、接着剤の残りなどをパーツクリーナーなどでキレイに落とします。

細かい破片を取り除いてクリーニングをしたら仮合わせをして、新しいガラスを確実に取り付けられることできるかを確認します。

取り付けができることが確認できたら接着材で窓ガラスを取り付けます。

接着剤が硬化するまでこのままの状態で少し待ちます。

接着剤が硬化して、交換した窓ガラスに汚れがないかを確認したら、分解したものを組み戻して修理工程は終了です。

カメラガラス交換は、破片を取り除き新しいガラスに張り替えるだけの簡単な作業ですが、破片が細かくなってしまうので、根気よく破片をキレイに取り除けると仕上がりも良くなります。

まとめ

iPhoneの画面とカメラ窓、機種によっては背面もガラス製になっています。

画面のひび割れは良くありますが、背面にあるカメラ部分のガラスも割れてしまうことがあります。

カメラ窓が割れるとヒビが写り込んでキレイに撮影ができなくなったり、ガラスが割れて穴ができるとそこからゴミやホコリが入って、カメラ本体が汚れたり、傷をつけてしまうことがあります。

カメラ窓のヒビやガラス割れで水も侵入しやすくなってしまいます。

キレイに撮影ができなくなったり、防水機能がある機種でも、防水機能がなくなるので、場合によっては、画面のヒビ割れより本体に影響を及ぼすことがあります。

カメラ窓ガラスが割れてしまっても修理することができるので、放置しないでなるべく早く直しましょう。