iPhone16ProMaxの画面が割れた状態の修理です。
ガラスがバキバキになっている状態ですが修理にはガラスとディスプレイが一体になった画面を交換する修理になります。
そのためガラスだけではなくディスプレイも変わってしまうので交換する画面で品質が決まります。
iPhone16ProMaxの画面は有機ELディスプレイですが非正規店やAmazonなどでは液晶ディスプレイも販売しています。
液晶ディスプレイは有機ELより性能が劣り価格も安いためご自身で購入や仕入れをするときに安いからといって安いものを購入すると目的に合わないものを仕入れてしまうこともあるため画面交換や画面を購入するときは画面やディスプレイの知識が必要です。
安く直すだけなら液晶で問題ないですがメーカーより安く品質はなるべく落としたくないなどの考えがあるときは有機ELの方が品質がいいです。
有機ELでもソフトとハードがありソフトの方が性能や品質が良いものになります。有機ELだけでも知識が必要なので購入するときは慎重に検討する必要があります。
今回はまだ新しい機種で品質もなるべく良いものということで有機ELのソフトで修理となりました。
状態はこちら

画面下から割れていて全体にひび割れが広がっていました。
ディスプレイは表示されていてタッチ操作もできるのでこのような状態でも通常使用はできます。

画面をよく見ると左下に少しだけ黒いシミが出ていました。
症状は画面割れと小さな黒シミの表示不良なりますが画面はガラスとディスプレイが一体なので画面交換でどちらも直ります。
画面を剥がします。

iPhone16ProMaxは画面を見て右側から左方向に開くようにします。
機種によって左側から開ける機種と古い機種は下から持ち上げるように開ける機種があります。
画面を開くと画面から出ているディスプレイのコネクタと上部にセンサーのコネクタの二個あるのでこちらを外して画面を取り外します。

コネクタが外れないようにプレートで固定されているのでネジを緩めてプレートを外します。

プレートを外すとコネクタが見えるのでコネクタを基板から外します。
通常修理や分解をするときはバッテリーコネクタを外して基板がショートして壊れないようにしますがiPhone14以降から背面を開けないとバッテリーコネクタを外すことができないため画面交換だけならバッテリーコネクタを外さないで画面交換をすることがあります。バッテリーコネクタを外さないときは電源を必ず落として作業を進めます。それでもバッテリーコネクタを外さないで作業をすると基板ショートをする可能性があるので外したほうが安全です。
今回のものはバックパネルも割れていてバックパネルを外すとバックパネルがバラバラになって交換が必要になってしまうためバックパネルを外す作業は省略しました。
ご自身で行うときはバックパネルを外してバッテリーコネクタは取り外してください。

二つのコネクタを取り外すと本体から画面を取り外すことができます。

画面を取り外して画面上部にあるセンサーも取り外しました。
取り外したセンサーは新しい有機ELソフトディスプレイに移植します。

新しい画面を取り付けて交換修理完了となります。

画面交換で難しい作業はないのですがバックパネルからバッテリーを取り外さないといけないのと画面を剥がす作業が大変な作業です。
耐水性能を高めるため画面もバックパネルも強力な両面テープで貼り付けられているのでそれを剥がす作業がたいへんなので道具が揃っていないと難しいかもしれません。
ご自身で分解や修理を行う際はご自身の責任で行なってください。

