iPhone 12 mni のリアカメラ交換です。
故障の症状はバイクに取り付けて使っていたらピントが合わなくなりカメラを起動すると異音と振動がするようになってしまったものでした。
バイクに取り付けると振動や周波数でカメラが壊れてしまうことがあるそうです。
メーカーホームページでも高出力のバイクの振動は注意が必要という内容のものがあります。
そのメーカーのページはこちらです。
iPhoneをバイクに取り付けている方は一読してください。
ピントが合わなくなる症状はカメラ交換で修理となります。
画像ではわからないですがピントが合わずぼやけてしまっています。
症状を確認してから修理作業に入ります。
画面を取り外します。
画面を取り外す時はガラス割れやディスプレイ破損に注意します。
12以降の画面を取り外すだけでも大変な作業なので自分での修理はおすすめできません。
ディスプレイコネクタを外します。
ディスプレイコネクタを外すにはY字ドライバーを使用してY字ネジを取り外してプレートを外してからコネクタを抜きます。
プレートを外すとバッテリーコネクタも外せるようになるので安全に作用をするためにバッテリーコネクタを一番最初に取り外しておきます。
画面の上にはイヤースピーカーがあります。
こちらもコネクタを抜く必要があります。
5本のY字ネジを外してプレートを外すとコネクタを抜くことができます。
画面から出ている2個のコネクタを外すと本体から画面を取り外すことができます。
画面を外したら交換するカメラを取り外します。
本体右側にあります。
カメラを抑えているプレートを外します。
こちらはプラスのネジで止まっています。
こちらはカメラの上の方の画像です。
こちらもプラスネジで止まっています。
ネジを外すとプレートが浮き上がります。
右側は爪が引っかかっているので引き抜くように取り外します。
プレートを取り外しました。
カメラのコネクタを外します。
iPhone12miniのカメラは2個一体になっているのでコネクタも2個あります。
上のカメラのコネクタを外すと下のカメラのコネクタが見えてきます。
上のカメラのコネクタを外したら下のカメラのコネクタと順番に外すようになります。
2個のコネクタを外すと画像のようになります。
カメラと本体の隙間にヘラなどを差し込んでカメラを取り外します。
カメラを取り外しました。
取り外したところに新しいカメラをはめ込みます。
カメラをはめ込んだらコネクタを差し込みます。
逆の順番で下のカメラのコネクタを最初に差し込みます。
下のカメラのコネクタを取り付けたら下のカメラのコネクタを取り付けます。
新しいカメラのケーブルはまっすぐになっていることがあるので外したカメラを参考にケーブルを同じように曲げておくと取り付けやすくなります。
ケーブルが真っ直ぐなままだと反発してコネクタが外れやすくなります。
取り付けてからもケーブルにクセをつけるように撫でてあげるとクセがつくようになります。
カメラを取り付けたらプレートを戻します。
右側の爪を本体に差し込みます。
差し込むと画像のようになります。
差し込んだらネジで固定します。
カメラの取り付けができました。
今回はついでにバッテリー交換も行なっています。
動作確認でカメラのピントが合うようになったことが確認できました。
画面を戻してカメラ交換完了となります。
ピントが合わなくなったり真っ暗で起動しない時はカメラ交換で直すことができます。
カメラ交換は難しくない作業ですが12以降の画面を取り外すのは難易度が高いです。
ご自身での修理はおすすめしておりません。
ご自身で修理をする際はおケガや端末故障など十分ご注意してください。
ご自身の責任で修理してください。
