今回は、設定から確認できるバッテリーの最大容量が73%になってしまったiPhone12のバッテリー交換です。
バッテリーの最大容量は、設定からバッテリーで確認ができます。
80%前後が交換の目安の数値なので、73%はかなり劣化が進んでいて、使用していてもすぐに残量がなくなる状態です。
使用している途中で電源が落ちることもあったそうです。
このiPhone12のバッテリー交換になるのですが、iPhoneXS以降に発売された機種は、メーカーや正規店以外でバッテリーを交換するとアップル純正のバッテリーが確認できませんと設定にメッセージが表示され、最大容量は、(ー)棒線になってパーセンテージが見れなくなってしまいます。
通常使用に問題はないですが、メーカー以外でバッテリーを交換する際はご注意ください。
設定からバッテリーの最大容量を確認すると73%になっていて、上の方にバッテリーに関する重要なメッセージが表示されています。
80%未満になると表示されるメッセージでおつかいのバッテリーは著しく劣化しています。とバッテリーが劣化していることを教えてくれています。
メーカー以外でバッテリー交換すると重要なメッセージが表示されているところにアップル純正のバッテリーが確認できませんと表示されるようになります。
最大容量は非表示になってしまいます。
こちらの内容をご了承いただきバッテリー交換となりました。
画面下のペンタローブネジ2本を外します。
iPhone12以降の画面は強力に貼り付けられていて、画面もフレーム内に収まっているので画面を取り外すのは容易ではありません。
ご自身で画面を外すのはおすすめできません。
画面が開きました。
iPhone12は右側から起こして左方向に持ち上げます。
ディスプレイのコネクタと画面上にあるイヤースピーカーのコネクタを外して本体から画面を取り外します。
他の機種と同じくバッテリーを外すには両面テープを引き抜いてバッテリーを取り外しますが、この両面テープは途中で切れやすいため、バッテリー下にエタノールなどを流し込んで取り外した方が楽にできます。
今回も両面テープが途中で切れてしまったので、エタノールを流し込んでバッテリーを取り外しました。
新しいバッテリーを取り付けて画面を貼り付ける前にバッテリーのチェックをします。
起動と動作確認をして、この状態で少し充電をして、正常に充電がされるかを確認します。
バッテリーの状態と充電のところに不明な部品と表示されます。
バッテリーの状態はこちらのようになります。
バッテリーコネクタを移植して最大容量を表示させる方法もありますが、PSEマークのバッテリーを分解をすると改造バッテリーになります。
リチウムバッテリーの取り扱いは危険が伴うため、そういった交換をしているところにはご注意ください。
バッテリーの状態は見れなくなってしまいましたが、通常使用に問題はありません。
メーカーよりお安く交換したいなどは修理店でご相談してください。
ご不安があるときはメーカーや正規店の交換が安心です。
こちらの内容は参考程度にしていただき、交換や修理は危険や端末故障につながる恐れがありますので、修理や分解はご自身の責任でお願いいたします。