iPhoneの液晶修理と有機EL修理は何が違う?メリット・デメリット比較

iPhone修理でよく聞く「液晶」と「有機EL」の違いとは?

iPhoneの画面修理をするときに、
「液晶パネルですか?」「有機ELですか?」と聞かれることがあります。

でも実際は、
「何が違うの?」
「どっちがいいの?」
と感じる方も多いと思います。

今回は、iPhone修理で使われる「液晶(LCD)」と「有機EL(OLED)」の違いをわかりやすく解説します。


液晶(LCD)とは?

*画像へ液晶ディスプレイ

液晶は、昔からスマホやテレビなどで広く使われている画面です。

液晶ディスプレイ  Liquid Crystal Display
読み方:リキッド クリスタル ディスプレイ
略して LCD

iPhoneでは、

  • iPhone 8までのシリーズ
  • iPhone SEシリーズ
  • iPhone XR iPhone11
    などに採用されています。
  • X、XSは有機EL

液晶の特徴

  • 明るさが安定している
  • 修理費用が比較的安い
  • 焼き付きが起きにくい
  • 白っぽい発色になりやすい

メリット

修理価格を抑えやすく、コスパ重視の方に人気です。


有機EL(OLED)とは?

有機ELは、現在の高性能スマホで多く採用されている新しい画面技術です。

OLED は英語で
Organic Light Emitting Diode の略です。

読み方:
オーガニック ライト エミッティング ダイオード

略して
OLED(オーレッド / オーエルイーディー)
と呼ばれます。

日本では「有機EL」と呼ばれることが多いです。

iPhoneでは、

  • iPhone X以降の機種
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 12以降の多くのモデル
    に使われています。
  • XRと11は液晶ディスプレイ

有機ELの特徴

  • 色が鮮やか
  • 黒がしっかり黒く見える
  • 動画やゲームがキレイ(動きに強い)
  • 薄くて軽い
  • スマホの場合バッテリーの消費を抑えられる

メリット

画質が非常にキレイで、純正に近い表示になります。


修理で使うパネルにも違いがある

iPhone修理では、店舗によって

  • 液晶互換パネル
  • 有機EL互換パネル
  • 純正再生パネル
    など、使う部品が異なります。

液晶パネル修理

比較的安価で修理可能ですが、
機種によっては純正より発色や黒色表現が変わる場合があります。

・有機ELより画質が劣る
・有機ELより厚みあるので画面から少し飛び出
・有機ELよりバッテリー消費量が大きい
・画面周りのフチが純正より太くなる

有機ELパネル修理

なるべく純正に近い性能は有機ELになりますが、ソフトとハードの種類があります。

iPhone修理で言われる
「有機EL ハード」と「有機EL ソフト」は、主に画面パネルの構造の違いです。


有機EL ハード(Hard OLED)とは

ガラス基板を使った有機ELパネルです。

特徴

  • 発色がキレイ
  • 価格が比較的安い
  • ガラスなので硬い
  • 衝撃に弱め

デメリット

落下時に割れやすいことがあります。


有機EL ソフト(Soft OLED)とは

柔らかい樹脂素材を使った有機ELパネルです。
純正iPhoneに近い構造になります。

特徴

  • 純正に近い表示品質
  • タッチ感が自然
  • 衝撃に比較的強い
  • 薄く軽い

デメリット

価格は高めです。


どちらがおすすめ?

価格重視

→ ハードOLED

品質・耐久性重視

→ ソフトOLED


簡単に比較すると

項目ハードOLEDソフトOLED
価格安め高め
画質キレイかなりキレイ
耐久性普通高め
純正に近さやや劣る近い
おすすめコスパ重視品質重視

修理店によって取り扱うパネルが違うため、修理前に確認するのがおすすめです。

ただし、液晶より性能が良い分部品価格は高額になることがあります。


どちらを選べばいい?

価格重視なら「液晶」

  • とにかく安く直したい
  • 普段使いがメイン
  • 画質に強いこだわりがない
  • 買い替え予定がある
  • よく壊すことがある

などの理由があるとき

画質重視なら「有機EL」

  • 動画やゲームをよく見る
  • 純正に近い表示がいい
  • キレイな画面で使いたい

品質を落としたくない


まとめ

液晶と有機ELには、それぞれ特徴があります。

項目液晶有機EL
価格安め高め
発色普通鮮やか
黒色表現やや白っぽい深い黒
消費電力やや高め比較的省電力
おすすめコスパ重視画質重視

修理を依頼するときは、
「安さ重視」なのか「品質重視」なのかで選ぶのがおすすめです。

こちらの記事は参考程度にしてください。

性能や価格は状況により変わることがあります。