【 iPhone16Pro 水没 】お風呂で使っていたらカメラに水滴がついて再起動を繰り返すようになった

今回は、iPhone16Proの水濡れが原因で再起動を繰り返す症状でした。

iPhone7以降から水に濡れても耐えられる耐水性能になりました。

機種が新しくなるほど耐水性能が上がり、少しの水濡れぐらいなら壊れることはありません。

ただ使用状況や本体の状態によって本体内部に水が入ってしまうと壊れてしまうことがあります。

耐水性能は、本体内部に水が入らないような構造なので、本体内部に水が入ると電気ショートが起こり壊れることがあるので注意が必要です。

今回ご紹介のiPhone16Proは、耐水性能は良いはずですが、本体内に水が侵入して壊れてしまいました。

状況をお伺いすると、お風呂場で使っていることが多かったようです。

お風呂場で使用していると、湿気や高温でゴムパッキンが緩んだり、貼り付けているシールの粘着力が弱くなって隙間ができるとそこから水が侵入してしまいます。

お風呂場で使った時に、初めは大丈夫でも、複数回使っているとパッキンが弱くなったり劣化して隙間ができて水が侵入してしまいます。

今日大丈夫でも明日大丈夫とは限らないので、お風呂場で使うのはやめた方が安全です。

今回お持ち込みいただいたiPhone16Proです。

本体内に水が侵入すると内部で湿気が発生して、カメラレンズに水滴がつくことがあります。

こちらもかなり水滴がついていたため、本体内に水が残っているのが確実です。

本体内に水が入った後に使ったら、数分経過すると再起動をしてしまう症状が出ていました。

本体内に水が入りにくい構造の耐水性能なので、水が入るとなかなか乾燥しません。

乾燥を早めるには、SIMトレーを抜いて本体内に少しでも風が入るようにすると乾燥しやすくなります。

早く乾燥をするには、分解をするしか方法はありません。

この状態で電源を入れると、症状が悪化したり、壊れる箇所が増えたり、基板がショートして壊れる可能性があるので、電源を切った状態で分解して乾燥をする作業を行います。

iPhone16Proの分解は、バックパネルを取り外します。

バックパネルを取り外すと、基板やバッテリーなどの部品が見えてきます。

ところどころ水が残っているのを目視で確認できました。

水滴がついていたカメラ周りも水が残っていました。

水滴が多いところはティッシュで水分を拭き取ります。

スピーカーの上にも水があるので全体を拭き取ります。

赤いシールがありますが、こちらは通常白いシールで水に濡れると赤く反応します。

水の量が多いところを簡単に拭き取ったら基板ショートをしないようにバッテリーのコネクタを外して基板に電気が流れないようにします。

バックパネルを取り外しました。

大量に水が入ってはいないので、ここからは簡単に外せるカメラなどの部品を外して、本体内部の水分を時間をかけて乾燥させます。

乾燥して動作確認をしたところ、再起動の症状はなくなり、他の動作も異常がなかったので、組み上げて修理完了となりました。

水に濡れたら壊れる前や症状が悪化する前に乾燥をすれば直ることがあります。

水濡れは修理までの時間の勝負です。

水に濡れて本体内に水が入ったかわからない時は、カメラ窓を見てみましょう。

外カメラや内カメラの窓に水滴がついていたら本体に水が入っているのは確実です。

水滴が入っていたらためらわず修理店で検査をしてみましょう。

この記事は参考程度にしてください。

ご自身での分解や修理は、端末故障につながることがあります。

ご自身で修理や分解をする際はご自身の責任で行ってください。