iPhoneを非正規店でバッテリー交換するとどうなる?メリット・デメリットを解説

iPhoneを非正規店でバッテリー交換するとどうなる?

iPhoneのバッテリーの減りが早くなってきた時、「Appleで修理するべきか」「街の修理店で交換するべきか」と悩む方は多いと思います。

最近では、即日対応可能な非正規のiPhone修理店も増えており、気軽にバッテリー交換ができるようになりました。しかしその一方で、「非正規店とは?」「デメリットはあるの?」と不安を感じる方も少なくありません。

今回は、iPhoneを非正規店でバッテリー交換した場合のメリット・デメリットについて詳しく解説します。


■ 非正規店とは?

非正規店とは、Appleとは別に独自でiPhone修理を行っている修理店のことです。

Apple正規サービスプロバイダではありませんが、画面交換やバッテリー交換など幅広い修理を行っています。

駅前やショッピングモールなどで見かけるスマホ修理店の多くが非正規店です。

発祥はアメリカで、メーカー修理では時間がかかったりデータを消去しなくてはいけないというところから、個人が自宅で修理受付をしたことがきっかけで、その後、日本でも始まりました。

日本で始まった頃も、小さな事務所やアパートの一室などでお店を構えていることが多く、iPhone需要が伸びて、修理需要も多くなったことから、大手チェーン店がショッピングモールなどに出店することが多くなってきました。

修理する部品は、純正部品ではなく、サードパーティ製で、海外、特に中国で作られたものを輸入しているところがほとんどです。

そのため、メーカー修理より性能が劣ることがあります。


■ 非正規店でバッテリー交換するメリット

① 即日修理できることが多い

非正規店最大のメリットは「修理時間の早さ」です。

Apple正規修理では予約が必要だったり、数日預かりになるケースもありますが、非正規店では最短15分〜30分程度で交換できることもあります。

スマホを長期間預けたくない方にとっては大きなメリットです。


② データそのままで修理可能

Apple修理では、本体交換や初期化対応になる場合があります。

一方、非正規店では基本的にバッテリーのみ交換するため、データを残したまま修理できるケースが多いです。

バックアップを取っていない場合でも利用しやすい点は安心材料と言えます。


③ 料金が比較的安い

非正規店はApple正規修理より費用を抑えられる場合があります。

特に少し古い機種では、非正規店のほうが価格差が大きいこともあります。


■ 非正規店で交換するデメリット

*最大容量は、iOS18.3以降表示されるようになりました。

① Appleの保証対象外になる場合がある

非正規修理を行ったiPhoneは、Apple公式サポートや保証対象外になる場合があります。

AppleCare+加入中の場合は注意が必要です。


② 純正部品ではない場合がある

非正規店では、Apple純正ではない互換バッテリーを使用します。

最近の互換パーツは品質も向上していますが、店舗によって品質差があるため、信頼できる修理店選びが重要です。

特に、PSEマークが取得されているかが重要です。修理前にPSEマークを取得されているかを確認するのが安全です。


③ iPhone XS以降に発売された機種は「不明な部品」と表示される

iPhone XS以降の機種では、非正規バッテリー交換後に

「不明な部品」
「バッテリーに関する重要なメッセージ」
「アップル純正の部品が確認できません」

などと表示されることがあります。

バッテリーの最大容量は、-(棒線)で見れなくなっていましたが、こちらはiOS18,3以降から表示されるようになりました。ただ純正バッテリーではないため、正確に表示されるかは搭載したバッテリーによって変わるようです。

「アップル純正のバッテリーが確認できません」などの表示をさせないように、バッテリーについているコネクタ移植をすることで回避する業者がありますが、バッテリーを分解するので違法な行為になる可能性があります。違法なことを避けるため、どういったバッテリー交換をするのかを確認した方が安全です。

こちらの表示内容は、iOSアップデートによって変ることがあります。


■ 非正規店でも問題なく使える?

実際には、多くのユーザーが非正規店でバッテリー交換を行っています。

特に、

・古い機種を長く使いたい
・できるだけ安く修理したい
・すぐに直したい
・近々機種変更をする予定

という場合には、非正規店が選ばれることも多いです。

交換するバッテリーにPSEマークが取得されている必要があります。PSEマークが取得されていれば日本で認証を受けたバッテリーとなります。

ただし、店舗によって技術力や使用部品に差があるため、修理実績や口コミを確認することが重要です。


■ 修理店選びのポイント

*画像はiPadの本体内部

非正規店で修理する場合は、以下をチェックすると安心です。

・修理実績が多いか
・保証があるか
・料金が明確か
・口コミ評価があるか
・修理内容を説明してくれるか

特に、昔から修理作業量と部品代で分けているところがあり、ホームページの料金より高くなることがあります。部品代と作業量が含まれているか、含まれていない場合、お支払いの合計がいくらになるかなどは、事前に確認しておくと安心です。

安さだけで選ぶのではなく、信頼性も確認することが大切です。


■ バッテリー交換の目安

iPhoneでは、「最大容量」が交換時期の目安になります。

一般的には、

・80%前後
・減りが極端に早い
・急に電源が落ちる
・画面が浮き上がる(バッテリーの膨張)

このような症状がある場合、交換タイミングと言われています。

80%以下になると、お使いのバッテリーは著しく劣化しています。とメッセージが表示されるため、80%以下で減りが早くて不便と感じたら交換のタイミングで間違えありません。

まれに最大容量が100%のままや途中で減らなくなって数値が固まることがあります。その場合は、ご使用期間と使用感などから判断する必要があります。80%以上あるのに、お使いのバッテリーは著しく劣化していますとメッセージが出ているときは、実際には80%以下になっている可能性が高いです。

バッテリーが膨張すると画面が浮き上がったり、背面が浮き上がることがあります。このような症状はバッテリーが膨らんで膨張している可能性があるため、修理店で確認するのが安全です。膨張していたら交換が必要です。


■ まとめ

iPhoneを非正規店でバッテリー交換することには、

【メリット】
・即日対応
・データそのまま
・比較的安い

【デメリット】
・Apple保証対象外の可能性
・互換部品使用
・警告表示の可能性

などがあります。

それぞれを理解したうえで、自分に合った修理方法を選ぶことが大切です。