【iPhone11PRO画面交換】画面ひび割れと表示不良の11Proの有機ELディスプレイ交換

iPhone11Proの画面交換を簡単ですがご説明します。

画面を取り外すには、Phone共通で画面下の二本のネジを外してから画面を起こします。

初期の頃のiPhoneは、画面下から持ち上げる構造でしたが、iPhone7以降は画面左から起こして右方向に開いていきます。

画面は90度以上開いてしまうとディスプレイケーブルやイヤースピーカーケーブルが破損や断線してしまう恐れがあるため開きすぎに注意します。

ディスプレイコネクタを取り外す前に、安全のためバッテリーコネクタを取り外しておくようにします。

通常バッテリーコネクタは一つですが、11PROは2箇所バッテリーコネクタがあります。

1箇所だけ外す方もいますが、当方は2箇所外しています。

基板の下の方と充電コネクタの少し上の2箇所となります。

充電コネクタ上の金属プレートを外すとバッテリーコネクタが見えます。

充電口の上でTAPTIC ENGINEの右の箇所です。

バッテリーコネクタを外したらディスプレイコネクタとイヤースピーカーのコネクタを外します。

修理工程の順番では、先にバッテリーコネクタのプレート2箇所とディスプレイコネクタのプレート1箇所の計3カ所のプレートを先に外してからバッテリーコネクタ二箇所を外してディスプレイコネクタを外す流れになります。

ディスプレイから出ているケーブルは三本になるので三箇所のコネクタを外すとディスプレイを取り外すことができます。

画面を取り外した後の本体です。

イヤースピーカーは新しいディスプレイに移植するため古い画面から取り外します。

イヤースピーカーの部品は近接センサーや環境光センサーなど複数のセンサーがあり、FACE IDに関連した部品なので、取り扱いには十分注意が必要です。

新しい画面にイヤースピーカーを移植して動作確認で問題なければ組み込みをして交換完了です。

画面を交換するとトゥルートーンの機能がなくなってしまいますが、画面からトゥルートーンの機能を読み取って移行すると引き続き使えるようになります。

トゥルートーンの移行には専用の機械が必要です。

今回は簡単なご説明になりますがiPhone11PROの画面交換でした。

注意点はバッテリーコネクタは二箇所というところです。