Google Pixel 8aを落として画面が映らない…画面交換で復旧した修理事例

今回はGoogle Pixel 8aの修理のご依頼をいただきました。
「落としてしまってから画面が真っ暗になり、何も映らなくなった」との症状です。

スマートフォンを落としてしまうと、ガラス割れだけでなく内部のディスプレイまで損傷してしまうケースが多く、今回もその典型的な状態でした。


■ ご来店時の状態

端末の状態を確認すると、以下のような症状が見られました。

・画面が真っ暗で何も表示されない。青色や紫の斑点が出ていました。
・通知音や振動など反応はある(本体は起動している)

このような状態は「ディスプレイ破損」の可能性が非常に高く、内部の有機ELディスプレイが故障していると考えられます。


■ Pixel 8aの「画面が映らない」原因とは?

Google Pixel 8aは高品質な有機ELディスプレイを採用しており、映像が非常に綺麗な反面、衝撃には比較的弱い特徴があります。

落下の衝撃により、

・液晶(有機EL)の表示不良
・内部ケーブルの断線

などが発生すると、今回のように「電源は入っているのに画面が映らない」という症状になります。


■ 修理内容:画面(ディスプレイ)交換

画像は少ないですが画面交換の参考にしてください。

スマホの画面交換では画面から取り外す機種と背面から取り外す機種があります。

ディスプレイのコネクタが表にあるか裏にあるかの違いです。

pixel 8 a は、画面を外すとコネクタを外せる構造なので、まずは画面を外します。

Pixelシリーズは本体構造が精密で、防水性能を保つために強力な粘着で固定されています。そのため、分解には専用工具と慎重な作業が必要です。

ドライヤーかヒートガンで温めたり、エタノールなどを使用して粘着を弱めてから吸盤やヘラなどを使用します。

画面を本体から剥がすと画面を開く事ができます。

右側から左方向に開くようになります。

開く方向も機種によって変わります。

コネクタが外れないように金属の部品で固定されています。

金属の部品を取り外すのにはコツがいります。

ピンセットなどで引っかかっている部分を外すと外れます。

外れた時に部品が飛ぶ事があるので、顔に当たったり失くさないように注意します。

金属部品を取り外しました。

画像で引っかかりの部分など参考にしてください。

コネクタを外すと本体から画面を取り外す事ができます。

画面裏に指紋認証に部品があるので、取り外して新しい画面に移植します。

画面から指紋認証の部品を取り外しました。

新しい画面に指紋認証の部品を取り付けて、一度本体に仮付けしたら動作確認をします。

今回は真っ暗になっていたので電源を入れるまでは直るかは分かりません。

ディスプレイが表示されたら各部動作確認をして問題がなければ画面を貼り付けます。


■ 修理後の状態

画面を貼り付けて交換完了です。


■ 今回の修理まとめ

・機種:Google Pixel 8a
・症状:落下後、画面が映らない 青や紫の斑点が出ている
・原因:ディスプレイ破損(有機EL故障)
・修理内容:画面交換
・結果:正常表示・操作可能に回復


■ 画面が映らない状態は早めの修理を

スマートフォンの画面が映らない状態でも、本体が生きているケースは多く、今回のように画面交換で復旧できる可能性が高いです。

ただし、放置してしまうと

・完全に起動しなくなる
・内部データが取り出せなくなる
・基板故障へ悪化

といったリスクもあるため、早めの対応が重要です。


こちらの記事は参考程度にしてください。

分解や修理は端末故障の原因になる事があります。

ご自身で修理や分解をする際は、ご自身の責任で行なってください。