当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています 液晶パネル(フロントパネル) 画面修理で交換する部品 iPhoneの画面が割れた時や液晶表示不良などの故障を直す時は、液晶パネルという部品を交換して直します。液晶パネルはフロントパネルとも呼ばれています。この液晶パネルは、ガラスと液晶ディスプレイと色のついたフレームが一体になったもので、ガラスが割れて液晶やタッチ操作が正常でもこの部品の交換で直しています。ガラスが割れていなくて、液晶に縦線や黒シミ、真っ暗で表示されない故障の時もこの部品の交換となります。その他、タッチセンサーもこの液晶ディスプレイに組み込まれているので、タッチ操作不具合の原因が、液晶パネルにによる故障だった場合も液晶パネルの交換となります。ガラスが割れて、液晶も故障、タッチ操作も誤作動や効かない場合、この部品を交換することですべての不具合が解消されます。 液晶パネルは機種別 液晶パネルは、機種によって専用のものを使用します。画像のiPhone5(右)と5S(左)を比べてみると、ディスプレイの大きさは同じですが、ケーブル(配線)とコネクタ部分が違うのが分かります。コネクタは基板に合わせた形状になっているので、iPhone5用を5Sに取り付けることはできません。その逆も取り付けることはできません。 液晶パネルには白と黒の色がついています。 液晶パネルはガラスとディスプレイが組み込まれたものですが、ガラスとディスプレイを固定しているフレームに色がついています。白の画面を使用していて修理する際は、白のパネルで、黒を使用していれば黒を使用して修理することになります。よくガラスだけ交換するのに色が関係あるかなど疑問をもたれることがありますが、ガラスだけの交換ができないので、ご使用のカラーで修理するのが基本です。ただ、色が違うだけなので、白から黒や黒から白に変更しても問題なく本体に組み込むことができます。その場合は、ホームボタンだけが色違いになってしまいます。 iPhone6と6sの液晶パネル 白い方がiPhone6sの液晶パネルで、黒い方は6Sの液晶パネルです。5系と同じくディスプレイの大きさは同じですがケーブルとコネクタの形状が違います。機能でも、6Sは3Dタッチの機能が追加されているので、液晶パネル構造も6と6Sでは別物になります。 iPhone7と8の液晶パネル iPhone7とiPhone8の液晶パネルです。コネクタの位置が上部から画面向かって右横に変わりました。7と8のコネクタはほぼ同じなので、見分けるのが少し難しくなります。ホームボタンのコネクタとケーブルも液晶内部にあるので、液晶パネルのホームボタンケーブルが断線や水濡れでショートするとホームボタンが効かなくなることがあります。 iPhone7と8の見分け方 iPhone7とiPhone8の液晶パネルの見分け方は、液晶パネル上部の取り付ける爪の形状が違うので、この部分を見て見分けることができます。白パネルは、iPhone7です。上部にある爪がフレームと一体でプラスチック形状で下から上に差込ます。黒のパネルは、iPhone8用で上部にある爪が金属製に変わり上から差し込んだら上にずらして組み込みます。 iPhoneXから有機EL iPhoneXから液晶ディスプレイが有機ELに変わりました。有機ELは液晶ディスプレイよりも薄く、画面表示も色鮮やかでキレイな画面を表示できます。液晶パネルは「LCD」、有機ELは「OLED」と呼びます。有機ELは高性能が故に価格が高くなってしまいます。iPhone修理店では「LCD」と「OLED」の2種類取り扱っている場合があります。 まとめ iPhoneのガラス割れ、液晶表示故障、タッチ操作不具合などの画面の修理では、液晶パネルや有機ELパネルの交換で修理をします。ガラス割れ修理も液晶修理も交換する部品と作業内容はほぼ同じです。画面修理はパネルを交換するだけの特別な修理をしている訳ではありませんが、技術や知識、経験が重要です。画面修理の経験豊富なお店で、使用する液晶パネルや有機ELパネルの品質を説明ができるお店を選びましょう。